残留塩素: 2007年12月アーカイブ

残留塩素原因の現象

残留塩素とは、水道水が殺菌消毒されている証拠ではありますが、残留塩素が原因となって発生する病気なども問題となっています。ではこの残留塩素が原因の症状や現象などをみてみましょう。まず、よく問題となるのが、アトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎の方は残留塩素の影響で肌の乾燥が起こりやすいといわれています。皮膚の分解は、人間なら誰にでも発生し、残留塩素の影響は全ての人に現れるといっていいでしょう。髪の毛のキューティクルは、残留塩素の影響により傷み剥がれ落ちます。


有毒な塩素ガスもさっ制し、狭い浴室内に充満しているといっていいかもしれません。ビタミンを破壊する力が残留塩素にあります。残留塩素には漂白効果があり、洗濯物の色落ちの原因にもなっています。よく知られているのは、金魚を水道水に入れると残留塩素によりエラの細胞が破壊されて死んでしまう原因になります。カルキ臭によって、お茶の繊細な香りは妨げられてしまいます。植物に、水道水を掛け続けると、塩素枯れといわれる状態になります。また、トリハロメタンは、肝障害や腎障害、発癌性も指摘される有害物質です。


残留塩素が原因の症状、現象には、このようにたくさんの報告があるのです。水道水に含まれる残留塩素で細菌などの病原微生物を消毒できるかわりに、塩素と水中の有機物が反応して、クロロホルムやブロモジクロロメタンなどのトリハロメタンをはじめとする副生成物ができてしまいます。水道水に含まれる消毒副生成物の人体への影響について、アメリカなどで流産などの胎児に対する影響が調査されました。最初は安全確保のためにしようされてきた塩素ではありますが、このように副産物が多くでてきてしまいました。


この残留塩素に関して、1998年にアメリカはカリフォルニアで報告されたは研究結果がでました。この結果によると、高濃度のトリハロメタンを含む水道水を、一日コップ5杯以上飲んでいる妊婦は、飲んでいない妊婦と比べて、流産のリスクが1.8倍と高いことが報告されたのです。ただ、同じくアメリカで最近行われた研究結果があります。トリハロメタンの人体への影響に関する調査、研究では、水道水に含まれるトリハロメタンなどの消毒生成物の濃度の上昇が、流産のリスクの上昇と関連することはないと結論付けられています。このようにみていくと、残留塩素の原因によって、なんらかの現象がおきることは間違いないようですから、できれば避けたほうがいいのです。

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